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平成15年 6月定例会(第1日 6月27日)

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  1. 直方市議会 2003-06-27
    平成15年 6月定例会(第1日 6月27日)


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    平成15年 6月定例会(第1日 6月27日)                  平成15年6月27日(金) 1.会議の開閉時刻  開会 10時00分            散会 11時21分 1.出席及び欠席議員の氏名           1番       松 田   曻           2番       松 尾 大 策           3番       太 田 信 幸           4番       澄 田 和 昭           5番       松 田 英 雄           6番       村 田 武 久           7番       安 武 俊 次           8番       貝 島 悠 翼           9番       堀   勝 彦          10番       石 田 國 輝          11番       香 原 勝 司          12番       竹 松 房 子          13番       今 定   正
             14番       那 須 昭 生          15番       田 代 文 也          16番       友 原 春 雄          17番       石 田 一 人          18番       田 代 誠 一          19番       有 田 忠 之          20番       橋 本   長          21番       中 西 省 三          22番       藤 永 勝 巳          23番       田 中 秀 孝          24番       村 上 圭 吾          25番       宮 近 義 人 1.職務のため議場に出席した事務局職員職氏名          議会事務局長    永 冨 義 隆          次    長    木ノ内   平          係    長    藤 原   守          書    記    藤 木 孝 一 1.説明のため出席した者の職氏名          市    長    向 野 敏 昭          助    役    其 田 浩 和          収入役       青 柳 剛 機          教育長       舟 越 裕 喜          企画財政部長    則 松 正 年          総務部長      塩 川 和 之          市民福祉部長    丸 本 直 彦          生活経済部長    大 塚 進 弘          建設部長      森   定 行          教育部長      青 柳 公 一          消防長       田 村 耕 造          上下水道局長    舌 間 英 規                    各課長省略 1.会議事件 報告第 7号 財団法人直方勤労者福祉協会経営状況について       報告 報告第 8号 直方市土地開発公社経営状況について           報告 報告第 9号 財団法人直方児童福祉会経営状況について           報告 報告第10号 財団法人直方市福祉会の経営状況について           報告 報告第11号 株式会社まちづくり直方経営状況について           報告 報告第12号 財団法人直方文化青少年協会経営状況について       報告 報告第13号 繰越明許費繰越計算書について(直方市一般会計)       報告 報告第14号 繰越明許費繰越計算書について(直方市公共下水道事業特別会計) 報告 報告第15号 繰越明許費繰越計算書について(直方市農業集落排水事業特別会計)報告 報告第16号 予算繰越計算書について(直方市水道事業会計) 報告 報告第17号 継続費繰越計算書について(直方市水道事業会計) 報告 議案第41号 専決処分事項の承認について              (平成15年度直方市介護保険特別会計補正予算)  上程 議案第42号 直方市男女共同参画推進条例の制定について           上程 議案第43号 直方市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例について 上程 議案第44号 直方市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について 上程 議案第45号 直方市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正        する条例について                       上程 議案第46号 直方市手数料条例の一部を改正する条例について       上程 議案第47号 市道路線の認定について                   上程 議案第48号 直方市監査委員の選任につき同意を求めることについて                           上程、質疑、原案同意 議案第49号 平成15年度直方市一般会計補正予算           上程 議案第50号 平成15年度直方市介護保険特別会計補正予算       上程 議案第51号 平成15年度直方市農業集落排水事業特別会計補正予算   上程 選挙第 4号 直方市・北九州市岡森用水組合議会議員選挙           選挙 ○議長(宮近義人)   おはようございます。ただいまより6月定例市議会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。   議事進行上必要と認め、市長、その他説明員の出席を求めました。   市長より報告第7号から第12号をもって、財団法人直方勤労者福祉協会等経営状況について、及び報告第13号から第17号をもって繰越明許費繰越計算書等の報告があっておりますので報告いたします。  本日の議事は、お手元の日程表のとおり進行を図りたいと思いますので、御了承願います。  会期決定の件を議題といたします。  本定例市議会の会期等について、審査いただきました経過並びに結果の報告を議会運営委員長にお願いします。                (7番 安武議員 登壇) ○7番(安武俊次)   おはようございます。6月定例市議会が開催されるに当たり、去る24日、議会運営委員会を開催し、会期、その他議事運営等について審査いたしました経過並びに結果の報告をいたします。  今回、付議が予定されています案件は、報告11件及び議案第41号専決処分事項の承認について(平成15年度直方市介護保険特別会計補正予算)、ほか10件及び選挙1件並びに意見書案3件で、本定例会の会期は、本日から7月10日までの14日間と決定したのであります。  次に、本会期内における会議といたしましては、お手元に配付いたしております議事日程表のとおり、本日、まず会期を決定した後、市長の所信表明の後、議案第48号を除く議案第41号から第51号を一括議題として説明を受け、次に議案第48号を議題として説明を受け、質疑の後、委員会付託を省略して即決を願い、続いて選挙第4号直方市・北九州市岡森用水組合議員選挙行い散会。   28日、29日の2日間は休日のための休会。   30日は議案考査のための休会。   1日、2日、3日の3日間は、いずれも午前10時に会議を開き、一般質問を行って散会。   4日は、午前10時に会議を開き、議案第48号を除く議案第41号から第51号を一括議題として質疑の後、細部の審査を願うため各常任委員会に分割して付託を行って散会。   5日、6日は、休日のための休会。   7日、8日、9日は付託議案審査のための各常任委員会を開催。   最終10日は、午前10時に会議を開き、議案第48号を除く、議案第41号から第51号を議題として、各常任委員長より付託議案審査の経過並びに結果について報告を願い、質疑、討論、採決を行い、意見書案第4号から第10号を一括議題として説明を受け、質疑の後、討論、採決行い、最後に会議録署名議員の指名を行って閉会とするものであります。   以上で、議会運営委員会において審査いたしました経過並びに結果の報告を終わります。 ○議長(宮近義人)   委員長の報告は終わりました。   お諮りいたします。   本定例市議会の会期等については、ただいま議会運営委員長より報告のとおり決定したいと思います。これに御異議ありませんか。                 (「異議なし。」と声あり)   御異議なしと認めます。   よって、本定例市議会の会期等については、ただいま議会運営委員長より報告のとおり決定されました。   これより、市長の所信表明が行われます。                 (向野市長 登壇) ○市長(向野敏昭)   この4月27日の選挙におきまして、市民の皆様の付託を受け市長に就任いたしましたので、本定例市議会におきまして私の所信を述べ、皆様方の御理解と御支援をお願い申し上げます。   私は、この選挙におきまして、「いきいき、創造、前進」をスローガンに「夢を語れるふるさとづくり」を市民の皆様に訴えて、市政の運営を任されました。その責任の重大さに改めまして身の引き締まる思いを持っているところであります。市民、議員の皆様とともに直鞍広域合併後の新市の礎となる「ふるさと直方」の新生に向けて全力を傾ける所存ですのでよろしくお願いいたします。   さて、今日の日本の社会経済情勢は、少子・高齢化の進行、経済の低迷など、まだまだ厳しい環境が続いており、地方都市である直方市におきましても、その傾向はますます強くなっていると言わざるを得ない状況であります。このような中で、住民に最も身近な地方公共団体であります市町村の自主性、自立性が強く求められる地方分権がますます進んでおり、市としての自己決定権に基づく確固たる政治姿勢が強く求められています。   私は、前有吉市政の2期8年間、助役として市政に取り組んでまいりました。その間、ユメニティのおがた、図書館、歳時館、ゆたか橋、直鞍産業振興センターアドックス福岡の開設、西部運動公園の整備、下水道終末処理場着工感田東土地区画整理事業の推進など、市民や議員の皆様のおかげをもちまして、数多くの事業が実現いたしましたことは、市政に携わってきました一人として大変な喜びであります。これからは市長として市政運営を任されたところですが、第四次直方市総合計画に沿って、今までの行政を継続的に発展させることを基本に、積み上げてきましたこれらの社会資本を基盤として、市民一人一人を大切にするとともに、市民のエネルギーと英知を結集して「夢を語れるふるさとづくり」に取り組んでまいります。   具体的には、まず直鞍1市4町の合併の実現です。5月27日に第1回直鞍合併協議会を開催し、いよいよ直鞍合併に向けて一歩を踏み出しました。住民生活の広域化や地方分権などが進む中で、直方市の将来のためには、これを実現しなければなりません。直鞍1市4町の全住民の理解と協調の中で、この実現に向けて合併協議会の代表として積極的に取り組みます。   さて、本市の高齢化率は22.7%と県平均を大きく上回る中、安心して暮らせるまちづくりへの市民の期待が高まっております。このため、高齢者や障害者がいきいきと社会参加できる地域づくりを目指し、バリアフリー空間の拡大・在宅福祉の充実などに丁寧に取り組みます。   まず、本年10月には、障害者支援センターの開設を行い、さらに、市民の健康を守る拠点となる保健センターの建設についても合併にあわせて取り組む考えであります。
      次に、未来を担う子供たちが健やかに育つことは、市民の切なる願いです。昨年オープンしました子育て支援センターでは、子供を中心に保護者や地域の皆さんの新たな交流が広がっております。さらには学童保育所の充実を図るなど、児童健全育成計画をもとに子育て支援を積極的に図り、「子育てがしやすいまち」を目指します。   子供たちの教育については、基礎学力の向上を第一に、学校施設の充実を図り、放課後や休日には、子供たちと高齢者を初め、地域の人たちがふれあう「いきいき交流事業」など、地域で行われる子供たち体験活動を学校、家庭、地域の協力の中で進めます。   また、よりよい環境を次の世代に引き継ぐことは、私たちに課せられた重要な責務です。現在、小学生を初めとする各年齢層の市民とともに環境学習を一つ一つ積み上げながら、環境基本計画を策定中であります。直方市の誇りである福智山や遠賀川を初めとするふるさとの自然を守り、限りある資源を大切にする資源循環型社会を目指します。   また、公共下水道事業の一層の進展を図り、遠賀川流域を構成する一つの市として、水質浄化の責任を果たすとともに、安全で安心して飲める水の供給への取り組みも継続して努力してまいります。   さらに、市の活力の基本となります産業振興では、本地域に集積しております機械金属関連産業IC関連産業などさまざまな産業を支援するために、昨年オープンしました直鞍産業振興センターアドックス福岡を拠点に植木メカトロビジネスタウン構想を推進し、工業の振興を目指します。   農業振興では、安心、安全な農産物を土づくりから取り組み、農産物のブランド化により、農業経営の安定化を図るとともに、大都市に隣接する地の利を生かした消費者に愛される地域農業を目指します。   また、商業につきましては、中心市街地活性化に向けて、商工会議所地元商店街等関係者と協力し、市民の理解を得ながら都市計画事業等公共事業民間事業を連携させるなど、さまざまな手法を検討し、精力的に取り組みたいと思います。   次に、交通基盤の整備につきましては、八幡・若宮間の高速インターの新設、高速バスストップの一本化などの実現に向かって取り組みを続けます。これにより新たな産業と雇用の創出が大いに期待されます。   ところで、忙しい現在社会の中で「スローライフスタイル」が今、見直されています。一人一人の生活を大切にする生涯学習時代の到来もその一つです。幸い本市には、歴史と伝統に裏打ちされた文化資源が数多くあります。しかも、ボランティア活動を初め、さまざまな活動で輝いている人という宝があり、特に「ユメニティのおがた」や図書館における市民活動は目を見張るものがあります。今からのまちづくりは、市民とともに創っていく、まさに共創の時代です。今後とも市民とのパートナーシップを大切にしたまちづくりを進めます。   さらに、男女共同参画社会の実現を推進するために、新しく係を設置するとともに、男女共同参画推進支援室をオープンしました。女性問題の解決はもちろん、男女がお互いの人格を尊重し、力を合わせ自立できる社会の実現を目指します。   これらの施策を実施していくために、積極的な情報公開を進め、行政及び地域の高度情報化を図るとともに、行財政改革を続行してまいります。   以上、今後の市政運営に当たる私の考え方を述べさせていただきましたが、初めに申しましたとおり、市民の皆様が自信と誇りを持つことができる「夢を語れるふるさとづくり」を実現するため、みずからチャレンジし、全力を尽くす所存です。   何とぞ市民や議員の皆様の御理解と御支援を賜りますようお願いいたしまして、私の所信表明とさせていただきます。 ○議長(宮近義人)   進行いたします。   議案第41号 専決処分事項の承認について(平成15年度直方市介護保険特別会計補正予算)   議案第42号 直方市男女共同参画推進条例の制定について   議案第43号 直方市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例について   議案第44号 直方市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例について   議案第45号 直方市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例について   議案第46号 直方市手数料条例の一部を改正する条例について   議案第47号 市道路線の認定について   議案第49号 平成15年度直方市一般会計補正予算   議案第50号 平成15年度直方市介護保険特別会計補正予算   議案第51号 平成15年度直方市農業集落排水事業特別会計補正予算  を一括議題といたします。   これより各議案について、当局の説明を求めます。   議案第41号について当局の説明を求めます。 ○市民福祉部長丸本直彦)   議案第41号 平成15年度直方市介護保険特別会計補正予算専決処分事項の承認につきまして御説明を申し上げます。   本案は平成14年度直方市介護保険特別会計におきまして、3月までの介護給付費を支払いました結果、歳入につきましては、国庫負担金が14年度末では未収金となり、15年度で精算処理を行うことになりますので、歳入結果を生じたものであります。このことによりましてやむを得ず、去る5月30日専決第28号をもちまして専決処分をさせていただきましたので、これを報告し、その承認をお願いしようとするものであります。   補正の内容につきましては、3枚目をお願いいたします。   平成15年度直方市介護保険特別会計補正予算といたしまして、第1条、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ1,935万5,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ38億3,177万4,000円に改めるものでございます。   第2条におきまして、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は「第1表 歳入歳出予算補正」によるといたしております。   内容につきましては、事項別明細書により御説明をいたします。   歳出から御説明いたしますので、4ページをお願いいたします。   歳出7款1項1目前年度繰上充用金1,935万5,000円を計上いたしております。これは平成14年度介護保険特別会計で決算の結果生じました歳入欠陥を補てんしようとするものでございます。   次に歳入について説明をいたします。3ページをお願いいたします。   4款1項1目介護給付費負担金で1,935万5,000円を計上いたしております。これは、平成14年度国庫負担金精算交付金を計上いたしております。   以上、議案第41号についてご説明いたしました。よろしくお願いいたします。 ○議長(宮近義人)   議案第42号について当局の説明を求めます。 ○企画財政部長則松正年)   議案第42号 直方市男女共同参画推進条例の制定について御説明いたします。   まず、本条例を制定するに至りました経過について御説明いたします。   国におきましては、平成11年男女共同参画社会基本法を制定、施行したところであります。この法律の前文では、男女共同参画社会の実現を21世紀の我が国社会を決定する最重要課題と位置づけ、社会のあらゆる分野において男女共同参画社会の形成の促進を図っていくことが重要であるとし、また、第9条では、地方公共団体の責務として地域に応じた男女共同参画のための施策を策定するよう義務づけられております。   本市におきましては、昨年4月、市民12名で構成されます直方市男女共同参画推進会議に対して、市長から男女共同参画推進条例の素案の策定についての諮問をし、同年12月に答申を受けたところであります。この市民の意見を反映いたしました答申の趣旨に沿いまして、国の基本法にのっとった直方市男女共同参画推進条例を今回提案するものであります。   なお、全国におきましては、平成15年5月現在、42都道府県125市町村で男女共同参画に関する条例が制定されており、福岡県におきましては、平成13年10月に条例を制定し、県内では、これまで北九州市、久留米市、福間町、二丈町、三輪町において条例が制定されております。   次に、この条例の主な特徴について御説明いたします。   まず、第1点目は、自立をキーワードといたしました。第2点目は、男女共同参画社会形成のためには、家庭教育が重要であるとの観点から、就学前教育にも男女平等教育を推進していくことといたしております。第3点目は、男女共同参画審議会委員の選考に当たっては、市民の意見を幅広く施策に反映させるため、一部委員については、一般公募で選考するようにいたしております。   それでは、条例について御説明いたします。   本条例は、前文及び第1章、総則から第4章、雑則までの19条及び附則により構成いたしております。   まず前文についてですが、直方市は、だれもが気持ちよく働き、学び、安心して暮らすことができ、真に豊かなまちにしていきたいと願い、さまざまな取り組みを行ってきた。   しかしながら、いまだに男女についての固定的な役割分担の考え方が残っており、そのために、自分らしく生きることができない立場におかれている人たちがいる。一人一人が自分らしく生きていくためには、性別により差別されるのではなく、だれもが個人として尊重され、みずからの意思に基づいて、自立した個人として確立されなければならない。   このような状況の中、性別にかかわりなく、その個性と能力を十分に発揮し、だれもが自分らしさを発揮することのできる社会、すなわち男女共同参画社会の実現が重要である。ここに、男女共同参画社会の実現は、市の将来を決定する重要な課題であると位置づけ、市、市民及び事業者の協働によって、その実現を図るため、この条例を制定するといたしております。この条例を制定する根拠を示したものであります。   次に、第1章、総則、第1条、目的では、この条例は、男女共同参画の推進に関し、基本理念を定め、並びに市、市民及び事業者の責務を明らかにするとともに、男女共同参画社会の実現に向け、施策の基本となる事項を定めることにより、男女共同参画社会の形成の具体的な施策を総合的かつ計画的に推進することを目的とするといたしております。   次に、第2条、定義では、この条例において、次の各号に掲げる用語の意義は、当該各号に定めるところによるとし、第1号男女共同参画から第5号セクシュアルハラスメントまで、それぞれの用語について定義をいたしております。   次に、第3条、基本理念では、男女共同参画は、第1号から第6号までを基本理念として推進しなければならないとし、第1号では、男女の人権の尊重として、男女の個人としての尊厳が重んじられ、性別による差別的取り扱いを受けないこと、男女が個人としての能力を十分発揮する機会が確保されること、女性への暴力を始めとするあらゆる暴力が根絶されること、その他男女の人権が尊重されることといたしております。   第2号では、社会における制度や慣行についての配慮として、性別による固定的な役割分担等に基づく社会における制度または慣行が、男女の社会における活動の自由な選択に対して影響を及ぼすことのないよう配慮されることといたしております。   次に、第3号では、政策や方針の立案及び決定への共同参画として、市における政策または民間の団体における方針の立案及び決定に男女が共同して参画する機会が確保されることといたしております。   第4号では、家庭生活社会生活への対等な参画として、家族を構成する男女が相互の協力と社会の支援のもとに、子育て、家族の介護、その他の家庭生活における活動及び職域、地域等、社会における活動に対等に参画できるようにすることといたしております。   第5号では、男女がお互いの理解のもとで、生涯にわたる性と生殖に関してお互いの意思を尊重すること、及び生涯を通じた健康に配慮されることといたしております。   次に、第6号におきましては、国際的協調として、男女共同参画の推進が国際社会における取り組みと密接な関係を有していることを考慮し、国際的協力のもとに行われることといたしております。   次に、第4条、市の責務におきましては、男女共同参画の推進を市の主要な施策として位置づけ、市民、事業者、国・県及び他市町村と相互に連携し、協力するよう努めるものとし、さらに財政上の措置を講じるよう努めるものといたしております。   次に、第5条、市民の責務では、市の男女共同参画推進に関する施策への協力を規定いたしております。   次に、第6条、事業者の責務におきましては、第1号で男女共同参画推進への取り組みと市への協力を規定し。第2号では、職業と家庭生活が両立できるよう職場環境等の整備に努めるものとするといたしております。   次に、第7条では、第1号で性別による差別的取り扱い及びセクシュアルハラスメント第2号で配偶者等への暴力の禁止を規定いたしております。   次に、第2章におきましては、基本的施策として第8条から第17条までを規定いたしております。第8条基本計画では、男女共同参画の推進に関する基本計画の策定及び公表を市長に義務づけております。この基本計画の策定及びこれを変更するに当たっては、市民の意見を聞くとともに審議会に諮問しなければならないといたしております。   次に、第9条では、市の施策の策定及び実施に当たっての男女共同参画の推進についての配慮を規定いたしております。   次に、第10条では、市民及び事業者が基本理念の理解を深めるため、市が情報提供、普及啓発等の措置を講じるものといたしております。   次に、第11条、男女平等を基本とする教育の推進では、あらゆる場での男女平等を基本とする教育の推進を規定いたしております。   次に、第12条、苦情等の処理では、性別による差別的取り扱い行為、その他男女共同参画の推進を阻害する問題について、苦情または相談があるときは市長に申し出ることができるとし、第2項では、その申し出について関係機関との連携を図るなど、適切な処理に努めるものとし、第3項においては、必要があると認めるときは、当該関係者に資料の提供及び説明を求めることができるとし、さらに必要に応じて助言、是正の要望等を行うことができるといたしております。   次に、第13条、調査研究では、市は施策の策定に必要な調査研究を行うものといたしております。   次に、第14条、国際的協調では、市は国際的な取り組みに対して適切な措置を講じるよう努めるものといたしております。   第15条、市民及び民間団体の活動への支援として、市は情報提供、その他必要な措置を講じるよう努めるものといたしております。   第16条、拠点施設の設置では、市は施策の実施並びに男女共同参画取り組みを支援するための拠点施設の設置に努めるものといたしております。   第17条では、市長は、毎年男女共同参画の推進状況及び施策の実施状況についての報告書を作成し、これを公表するものといたしております。   次に、第3章第18条、直方市男女共同参画審議会では、審議会の事務については、男女共同参画の推進に関する基本的方針及び施策、重要事項の調査、審議並びに施策の実施状況について監視、調査し、必要があると認めるときは、市長に意見を述べることができるといたしております。   次に、第3項から第8項につきましては、組織について規定いたしております。   この中で、第4項では、委員の男女の一方の比率が4割未満とならないように。第6項では、規則で定める委員の数については、一般公募により市長が委員に委嘱するといたしております。   次に、第4章、雑則、第19条、委任では、この条例に定めるもののほか、この条例の施行に関し必要な事項は市長が別に定めるといたしております。   附則におきましては、第1項の施行期日については、公布の日から施行するとし、第2項では、本条例の制定に伴い、直方市男女共同参画推進会議設置条例(平成13年直方市条例第26号)の廃止を規定いたしております。   以上、議案第42号について説明いたしました。よろしくお願いいたします。 ○議長(宮近義人)   議案第43号について当局の説明を求めます。 ○総務部長(塩川和之)   議案第43号 直方市職員の退職手当に関する条例の一部を改正する条例について御説明いたします。雇用保険法等の一部を改正する法律が平成15年4月30日に公布をされました。平成15年5月1日から施行されております。本提案は、この法律の施行に伴い、直方市職員の退職手当に関する条例第10条の一部を改正しようとするものであります。   新旧対照表により説明する前に、条例第10条の概要について御説明申し上げます。   この第10条は、失業者に対する退職手当について定めております。御承知のように、私ども公務員は一部の者を除き、雇用保険法の適用が除外をされておりますが、採用後早期に退職した職員が退職後に失業している場合には、雇用保険法の失業給付相当額を補償する必要があることから、一般の退職手当の額が雇用保険法の失業給付の額に満たない場合には、その差額を支給することとしております。   今回の条例改正は、国の法律の改正に伴う、読みかえ、条文整備等でございます。   それでは、議案の4枚目に添付しております新旧対照表により御説明申し上げますので、4枚目をお願いします。左側が改正案で、右側が現行でございます。   1ページの第10条第1項は、雇用保険法の引用条項の変更であります。   2ページから3ページの第10条第11項及び同項第4号は、雇用保険法による再就職手当、常用就職支度金が就業促進手当として統合されたことによる変更であります。   3ページの第13項は、第11項第3号の2の削除による変更でございます。   3ページから4ページの第10条第14項及び4ページの同条第15項は、先ほど申し上げましたように、雇用保険法におきまして、就職促進給付が整備され就業促進手当に統合されたことによる変更でございます。   4ページの第10条第16項は、雇用保険法の引用条項の変更であります。   5ページの附則第1項では、この条例は、公布の日から施行しようとするものであります。   附則第2項から7ページの附則第8項まで、平成15年5月1日から新条例施行日の前日までの間に退職及び就職をした退職者について、旧条例あるいは新条例を適用することによって不利益が生じないよう経過措置を設けたものでございます。   第9項では、平成15年5月1日から施行日の前日までに、旧条例の規定により支給された退職手当は、引き続き新条例により支給される退職手当の内払いとすることを定めたものであります。   第10項では、前項までのほか必要な経過措置については、規則で定めることとしたものであります。
      以上、議案第43号について御説明をいたしました。よろしくお願いします。 ○議長(宮近義人)   議案第44号について当局の説明を求めます。 ○消防長(田村耕造)   議案第44号 直方市消防団員等公務災害補償条例の一部を改正する条例につきまして御説明いたします。本案は、非常勤消防団員等にかかる損害補償の基準を定める政令の一部を改正する政令が公布されたことに伴います本条例の一部を改正しようとするものでございます。   改正の趣旨といたしましては、非常勤消防団員に対する損害補償の適正化を図るため、補償基礎額及び介護補償の額を改正するものでございます。   内容につきましては、3枚目の1ページ、新旧対照表により御説明を申し上げます。右側が現行で、左側が改正案でございます。   1ページの第5条第2項第2号で規定しております消防作業従事者と、いわゆる消防協力者が被害を被った場合の基礎額の現行9,200円を200円引き下げまして9,000円に、上限額の現行1万4,700円を300円引き下げ1万4,400円に改めるものでございます。   第5条第3項は、扶養親族のある非常勤消防団員等について、収入の日額に加算する金額で第1号に該当する扶養親族については、現行533円を66円引き下げまして467円とし、第2号から第5号までのいずれかに該当する扶養親族のうち2人までについては現行どおりでございます。その他の扶養親族については、1人につき現行100円を67円引き上げまして167円に改めるものでございます。   2ページの第9条の2第2項第1号は、常時介護を他人から受けた場合に要した費用を月単位として支給するものでございまして、その上限額を10万8,300円を2,200円引き下げて10万6,100円に改めるものでございます。   3ページの同項第2号では、常時介護を親族等から受けた場合の現行5万8,750円を1,170円引き下げまして、5万7,580円とし、3ページから4ページの同項第3号では、随時介護を他人から受けた場合、上限額5万4,150円を1,100円引き下げまして5万3,050円に改めるものでございます。   4ページの同項第4号では、随時介護を親族から受けた場合の現行2万9,380円を590円引き下げて2万8,790円に改めるものでございます。   4ページの第5条、別表第1につきましては、消防団員の階級、勤務年数に応じた補償基礎額を定めるものでございまして、団長及び副団長で10年未満の場合は1万2,870円を270円引き下げ1万2,600円に、10年以上20年未満の場合、1万3,790円を290円引き下げ1万3,500円に、20年以上の場合、1万4,700円を300円引き下げまして1万4,400円に改めるものでございまして、以下は、階級及び勤務年数に応じまして基礎額がそれぞれに引き下げられております。   4ページの附則といたしまして、この条例は、公布の日から施行するといたしております。   以上、議案第44号の説明をいたしました。よろしくお願いいたします。 ○議長(宮近義人)   議案第45号について当局の説明を求めます。 ○消防長(田村耕造)   議案第45号 直方市非常勤消防団員に係る退職報償金の支給に関する条例の一部を改正する条例につきまして御説明いたします。本案は、消防団員と公務災害補償と責任共済等に関する法律、施行令の一部を改正する政令が平成15年3月28日に公布され、同年4月1日から施行されることに伴います、本条例の一部を改正するものであります。   本条例は、消防団員が退職される場合に支払われるもので、5年以上継続して勤務した団員が対象となるものでございます。   改正の趣旨といたしましては、退職報償金の支給額を引き上げようとするものでございまして、内容につきましては、3枚目の1ページから2ページの新旧対照表により御説明を申し上げます。1ページは改正案で、2ページが現行となっております。   5年以上10年未満の団長におきましては、現行18万5,000円を2,000円引き上げて18万7,000円に、以下、階級、勤続年数に関係なく一律に2,000円を引き上げた額に改正しようとするものでございます。   2ページから3ページの附則といたしまして、第1項では、この条例の施行期日を公布の日からとし、第2項では、平成15年4月1日以降に退職した非常勤消防団員に適用し、同日前に退職した非常勤消防団員については、なお、従前の例によるとしております。第3項では、平成15年4月1日から施行日の前日までの間に支給された退職報償金については、内払いのみなし規定を定めています。   以上、議案第45号について御説明いたしました。よろしくお願いいたします。 ○議長(宮近義人)   議案第46号について当局の説明を求めます。 ○市民福祉部長丸本直彦)   議案第46号 直方市手数料条例の一部を改正する条例について御説明いたします。   本案は、住民基本台帳法の改正によりまして、本年8月25日から住民票の写しの交付の特例及び希望する市民へ住民基本台帳カードの交付を行うことになっており、これらの住民票の写しの交付の特例及び住民基本台帳カードの交付にかかわります手数料につきまして、その改正を行おうとするものであります。   改正の内容につきましては、3枚目の新旧対照表により御説明いたしますのでお願いいたします。左側が改正案で、右側が現行でございます。   別表第1中第9号、住民票の次に(住民の写しの交付の特例を含む)を加え、第9号の2、住民基本台帳カード交付及び再交付を加え、その手数料を1件につき500円としようとするものであります。   次に、附則におきまして、この条例は、平成15年8月25日から施行するといたしております。   以上、議案第46号について御説明いたしました。よろしくお願いいたします。 ○議長(宮近義人)   議案第47号について当局の説明を求めます。 ○建設部長(森 定行)   議案第47号 市道路線の認定につきまして御説明申し上げます。   今回は、頓野207号、208号、209号、210号、永満寺の57号、58号、59号線の7路線の認定でございます。   それでは、参考資料として位置図を添付しておりますので、これにより説明させていただきます。3枚目以降順次説明をいたしますので、まず3枚目をお願いいたします。赤く着色している線が認定しようとする路線でございます。   まず、頓野207号線でございます。場所は、頓野西尾、直方東高等学校の西側で県道直方水巻線の側道として整備された道路でございます。大字頓野4135番1先を起点に大字頓野4108番2先を終点とする、延長152メートル、平均幅員6メートルの路線でございます。   4枚目をお願いいたします。頓野208号線でございます。場所は、直方東小学校の北側のところで住宅団地造成に伴う開発行為により直方市に帰属された道路で、今回認定しようとするものでございます。大字頓野2098番10先を起点に大字頓野2098番16先を終点とする、延長59メートル、平均幅員6メートルの路線でございます。   5枚目をお願いいたします。頓野209号線でございます。場所は、208号線と同じところでございます。大字頓野2098番24先を起点に大字頓野2098番15先を終点とする、延長62.8メートル、平均幅員6メートルの路線でございます。   6枚目をお願いいたします。頓野210号線でございます。これも同じく208号線と同じ場所でございます。大字頓野2098番6先を起点に大字頓野2098番20先を終点とする、延長213.2メートル、平均幅員6メートルの路線でございます。   7枚目をお願いいたします。永満寺57号線でございます。場所は、中小企業大学校直方校の南側に位置する工芸の村でございます。特定地域開発就労事業で整備された団地内道路を認定しようとするものでございます。大字永満寺1458番28先を起点に大字永満寺1458番30先を終点とする、延長220メートル、平均幅員9メートルの路線でございます。   8枚目をお願いいたします。永満寺58号線でございます。場所は、同じく工芸の村でございます。大字永満寺1458番34先を起点に大字永満寺1458番40先を終点とする、延長103.5メートル、平均幅員9メートルの路線でございます。   9枚目をお願いいたします。永満寺59号線でございます。場所は、同じく工芸の村でございます。大字永満寺1458番25先を起点に大字永満寺1458番45先を終点とする、延長76メートル、平均幅員9メートルの路線でございます。   この7路線の延長886.5メートルが認定されることによりまして、市道の総延長は513.64キロメートルとなります。   なお、認定の期日は、告示の日といたしております。   以上、議案第47号 市道路線の認定について説明をいたしました。よろしくお願いいたします。 ○議長(宮近義人)   議案第49号について当局の説明を求めます。 ○企画財政部長則松正年)   議案第49号 平成15年度直方市一般会計補正予算について御説明申し上げます。   第1条では、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ11億1,019万4,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ226億7,052万5,000円とするものであります。   第2項では、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるといたしております。   内容につきましては、事項別明細書の歳出から説明いたしますので、17ページをお願いいたします。   2款1項6目企画費では972万8,000円を計上いたしております。   1節、4節は、直鞍合併協議会に派遣いたしております非常勤特別職員1名にかかわる報酬及び各種保険料を計上し、11節から19節では、国・県、市町村における電子文書による総合行政ネットワークにかかわる費用を計上いたしております。   国の進める電子政府、電子自治体に向けたeジャパン重点計画の最終年度である本年11月、県の総合行政ネットワーク市町村共同利用センターが供用開始されることにあわせまして、これにかかわる運営負担金機器装置維持管理費用等を計上いたしております。   10目女性政策費では222万6,000円を計上いたしております。   県の緊急雇用創出特別事業の活用により、女性の就労に関する事業所調査を行うものであります。   次のページをお願いいたします。   3款1項1目社会福祉総務費では184万7,000円を減額いたしております。   これは、要介護認定の適正化、ケアプランの点検等に向けて、介護費用適正化特別対策事業補助金が充当されることに伴いまして、介護保険特別会計繰出金を減額するものでございます。   3目身体障害者福祉費では565万5,000円を計上いたしております。   本年10月開設予定の障害者支援センターにおける在宅の障害者に対するサービスの利用援助、支援、ピアカウンセリング、介護相談、情報提供等の事業を社会福祉協議会に委託して行おうとするものでございまして、1市4町での共同実施を予定いたしております。   9目精神障害者福祉費211万9,000円につきましては、精神障害者グループホーム開設に対する補助金を計上いたしております。国が2分の1、県が4分の1の精神障害者地域生活援助事業補助金を活用いたしております。   3款2項1目、児童福祉総務費では35万5,000円を計上いたしております。   西校区学童保育所の開設にかかわる経費を計上いたしております。   3目児童福祉施設費では329万4,000円を計上いたしております。   市立植木保育園給食調理につきまして、行政改革の一環として、正規職員を非常勤職員としたことに伴います経費の計上でございます。これに伴いまして、臨時職員賃金を減額いたしております。   次のページをお願いいたします。   3款5項1目戸籍住民基本台帳費は、住民基本台帳カード交付及び再交付手数料収入を見込むことによります財源内訳の変更でございます。   次のページ、3款7項2目老人保健事業費では750万円を計上いたしております。   本年10月開設予定の障害者支援センターに向けまして、健康増進課別館の玄関の自動ドア化、トイレの身体障害者対応化等の改修工事費でございます。   次のページをお願いいたします。   4款2項3目可燃物中継所費では2,436万円を計上いたしております。   可燃ごみ量の増加に伴いまして、北九州市への搬送回数等が増加したことに対応するため、アームロール車及び専用コンテナ等を購入するための費用でございます。   次の、6款1項3目農業振興費では、39万1,000円を計上いたしております。   有機栽培による水稲野菜の実証試験を行うJA直鞍に対しまして、ブランド・ニッポン農産物供給体制確立事業費補助金制度を活用し補助するものでございます。   5目農地費では2,012万5,000円を計上いたしております。   上新入ほ場整備事業にかかわる地元負担金を計上いたしております。事業費2億円の10%、事務費100万円の12.5%分でございます。   9目農業施設整備費では1億7,970万8,000円を計上いたしております。   主なものは、15節工事請負費で、畑におけます下ノ原池の改良工事及び頓野の福智山池の修繕工事でございます。   次のページをお願いいたします。   6款1項13目農業集落排水事業費では249万9,000円を計上いたしております。消費税支払いに伴います不足分に対しまして、農業集落排水事業特別会計への繰出金を計上いたしております。   次の6款2項1目林業振興費では2,004万円を計上いたしております。   平成12年から14年の3年間にかけまして、高次森林機能モデル林造成事業として整備してまいりました福智山ダム北東の市有林、通称こもれびの森におきまして、森林環境教育活動に向けまして、森林地域環境整備事業費補助金を活用し、学習歩道、休憩施設、公衆便所等を整備する費用でございます。   次のページをお願いいたします。   7款1項1目商工総務費では200万円を計上いたしております。   市内バス路線の一部廃止に伴いまして、公共交通サービスの今後の対応についての検討、調査、委託料を計上いたしております。   2目商工業振興費45万円につきましては、各企業に対しまして、本市への工場進出意向調査にかかわる費用を計上いたしております。   3目観光費では105万円を計上いたしております。   直方いこいの村の購入費用でございます。国の行財政改革の一環である特殊法人の業務見直しの中で、雇用能力開発機構の所有する施設の所在市町村への払い下げの最終年度となり、払い下げ価格が提示される中で調査、検討を行った結果、市を挙げまして国への誘致活動の中で、昭和52年7月にオープンしましたいこいの村につきましては、その後、昭和56年策定の福智山ろく総合整備計画等の中で拠点的宿泊施設として位置づけられ、国の手により、その後も逐次施設の改善が行われ、市内外の多くの方々に利用されてきた実績がございます。この間の優良な経営内容、従業員46名という地域における雇用の重要さ等を考慮し、この施設を市において購入しようとするものでございます。   8款2項1目道路橋梁総務費5万3,000円につきましては、市道のグレーチングぶたのはね上がりによる車の破損に対する賠償金を計上いたしております。   4目地方改善施設整備費3,614万7,000円につきましては、下境104号線道路改良舗装工事に伴う経費を計上いたしております。   次のページをお願いいたします。   8款4項1目都市計画総務費では5億600万円を計上いたしております。   13節委託料は、中心市街地の活性化に向けまして、直方駅周辺の個性の創出、人々を引きつける魅力あるまちづくりを、ソフトハード両面から調査検討するため、国の補助制度を活用し、その事業手法と実施可能性を検討する調査委託料を計上いたしております。   21節貸付金は、土地区画整理事業の円滑な推進のため、保留地処分までの間のつなぎ資金として国が設けております住宅宅地供給促進型土地区画整理事業融資資金制度の無利子融資2分の1と、その前提といたしまして、地元公共団体における無利子融資として基金の運用による貸付を合わせまして5億円を感田東土地区画整理組合へ貸し付けしようとする貸付金を計上いたしております。
      次のページ、8款5項3目地方改善施設整備費2,738万7,000円につきましては、感田地区下水排水路改良工事にかかわる経費を計上いたしております。   次のページをお願いいたします。   8款7項2目公園整備費8,939万2,000円につきましては、植木桜づつみ公園整備事業のパークゴルフ場整備にかかわる経費を計上いたしております。   次の9款1項1目常備消防費44万1,000円につきましては、司令室空調機補修に伴います買いかえ費用等を計上いたしております。   3目消防施設費2,470万円につきましては、第6分団第1部消防格納庫新築工事及び第5分団第1部消防格納庫増築工事にかかわる経費を計上いたしております。   次のページをお願いいたします。   10款1項1目教育委員会費182万円につきましては、通学区域制度の弾力的運用に関する通学区域審議会での審議等にかかわる経費を計上いたしております。   次の10款3項4目学校建設費1億2,426万7,000円につきましては、直方第一中学校プール改築工事にかかわる経費を計上いたしております。   次のページをお願いいたします。   10款4項4目図書館費では311万9,000円を計上いたしております。   8節、11節は、子供読書推進活動実践講座にかかわる費用、13節では、緊急雇用創出特別基金事業を活用し、古文書のCD―ROM化を行う委託料を計上いたしております。   11目文化青少年対策費37万円につきましては、子供放課後週末活動支援事業委託金を活用し、土曜日に英会話、工作等を行う事業にかかわる経費を計上いたしております。   17目ユメニティのおがた費1,349万3,000円につきましては、ユメニティのおがた建物に関しまして、雇用能力開発機構持ち分約73.05%、13億6,700万円分につきまして、国の所在市町村への払い下げ方針に沿いまして購入する費用を計上いたしております。   13目美術館費では119万1,000円を計上いたしております。   11節は、アートスペース谷尾、浄化槽汚水管修繕費用等、13節では、県緊急雇用創出特別基金事業を活用して、美術館所蔵作品1,500点余のデジタル化にかかわる経費を計上いたしております。   次の10款5項2目体育施設費では216万1,000円を計上いたしております。   13節では、体育館鉱害復旧にかかわる賠償額算定委託にかかわる経費を、17節では、雇用能力開発機構から西部運動公園にかかわる建物施設を購入する費用を計上いたしております。   以上、歳出について説明いたしました。続きまして、歳入について説明いたしますので、8ページをお願いいたします。   歳入11款2項2目民生手数料におきまして、説明欄記載の収入を見込み5万5,000円を計上いたしております。   次の12款2項国庫補助金では、5目土木費国庫補助金から7目教育費国庫補助金におきまして、説明欄記載の収入を見込み、5,315万5,000円を計上いたしております。   次のページをお願いいたします。   13款2項県補助金では、1目総務費県補助金から5目農林水産業費県補助金まで説明欄記載の収入を見込み、1億3,727万5,000円を計上いたしております。   13款3項6目教育費委託金では、説明欄記載の収入を見込み、37万円を計上いたしております。   次のページをお願いいたします。   17款1項1目繰越金では1億4,021万2,000円の収入を見込み計上いたしております。平成14年度決算見込みにおきましては、本日資料を配付いたしておりますが、一般会計では実質収支におきまして1億7,300万円余の黒字見込みとなっております。   次のページ、18款4項1目基金繰替金におきましては2億5,000万円を計上いたしております。感田東土地区画整理組合の貸付金の財源として、基金に属する現金を歳計現金に繰りかえて運用しようとするものであります。   次のページをお願いいたします。   18款6項4目雑入におきまして282万7,000円の収入を見込み計上いたしております。   歳出3款1項3目におきまして、障害者生活支援事業を直鞍1市4町で行うことといたしておりますが、これに伴います鞍手郡4町からの収入を見込んでおります。   次の19款1項市債では、1目民生債から、次のページ、7目教育債まで、それぞれ説明欄記載の収入を見込み計上いたしております。総額5億2,630万円となっております。   以上、第1条について説明いたしました。   続きまして、第2条について説明いたしますので、1枚目をお願いいたします。   第2条では、地方自治法第230条第1項の規定により、起こすことができる地方債の起債の目的、限度額、起債の方法、利率及び償還の方法は、「第2表 地方債補正」によるといたしております。   6ページをお願いいたします。   「第2表 地方債補正」では、追加といたしまして、起債の目的、地方改善施設整備事業から学校施設整備事業まで、それぞれの限度額を起債の限度額において補正しようとするものであります。総額で4億2,820万円となっております。起債の方法、利率、償還の方法は記載のとおりでございます。   次のページをお願いいたします。   変更といたしまして、起債の目的、清掃運搬施設等整備事業から消防施設整備事業において、それぞれ補正後の限度額に変更しようとするものであります。総額で9,810万円の増額となっております。起債の方法、利率、償還の方法につきましては、補正前と同じでございます。   以上、議案第49号について説明いたしました。よろしくお願いいたします。 ○議長(宮近義人)   当局の説明を保留し、10分間程度休憩いたします。                                11時03分 休 憩                                11時11分 再 開 ○副議長(村上圭吾)   休憩前に引き続き会議を再開いたします。   当局の説明を求めます。   議案第50号について当局の説明を求めます。 ○市民福祉部長丸本直彦)   議案第50号 平成15年度直方市介護保険特別会計補正予算について御説明いたします。   第1条におきまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ567万3,000円を追加して、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ38億3,744万7,000円に改めようとするものでございます。   第2項におきまして、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるといたしております。   内容につきましては、事項別明細書により御説明いたしますので、5ページをお願いいたします。   1款1項1目一般管理費におきまして724万2,000円を計上いたしております。これは介護費用適正化特別対策給付金交付事業として、介護サービスの適正な提供、利用のための調査、分析、指導等にかかわる業務に要する経費を国が全額給付金として交付いたします。このため、直方市として、ケアマネジメント分野に重点を置いた介護給付適正化事業に取り組む経費として計上いたしております。   主なものといたしまして、1節報酬で134万5,000円を計上いたしております。これは介護費用適正化特別対策業務のための非常勤特別職員の報酬でございます。   次の8節報償費で130万円を計上いたしております。これはケアプランの点検及び分析にかかわる介護支援専門員の報償金が主なものでございます。   11節需用費で163万4,000円を計上いたしております。介護給付適正化事業に要する消耗品でございます。   13節委託料で80万円を計上いたしております。これは介護保険ケアプラン分析評価事業委託料でございます。   6ページをお願いいたします。   1款3項1目介護認定審査会費で97万8,000円及び2目認定調査費で59万1,000円の減額を計上いたしております。これは1節報酬と4節共済費におきまして、既に御承認をいただいております非常勤特別職員報酬及び各種保険料を介護給付適正化事業補助金対応に繰りかえるための減額補正でございます。   次に歳入について御説明いたしますので、3ページをお願いいたします。   4款2項4目保険者機能強化特別対策給付金、1節介護費用適正化特別対策給付金で752万円を計上いたしております。これは介護費用適正化特別対策事業にかかわる国庫補助金でございます。   4ページをお願いいたします。   8款1項2目その他繰入金で184万7,000円の減額をいたしております。1節職員給与費と繰入金の20万円と2節事務費と繰入金164万7,000円は、既決予算を介護費用適正化特別対策事業給付金対応に繰りかえるための減額補正でございます。   以上、議案第50号について説明いたしました。よろしくお願いいたします。 ○副議長(村上圭吾)   議案第51号について当局の説明を求めます。 ○上下水道局長(舌間英規)   議案第51号 平成15年度直方市農業集落排水事業特別会計補正予算につきまして御説明を申し上げます。   第1条におきまして、歳入歳出予算の総額に歳入歳出それぞれ249万9,000円を追加し、歳入歳出予算の総額を歳入歳出それぞれ9,538万9,000円に改めようとするものでございます。   次に第2項におきまして、歳入歳出予算の補正の款項の区分及び当該区分ごとの金額並びに補正後の歳入歳出予算の金額は、「第1表 歳入歳出予算補正」によるといたしております。   内容につきましては、事項別明細書の歳出から御説明を申し上げますので、4ページをお開きお願いします。   歳出、1款1項1目一般管理費におきまして249万9,000円の増額を計上いたしております。これは、27節公課費で14年度事業に対する消費税部分の納付部分をお願いするものでございます。   次に歳入につきまして御説明いたします。3ページをお願いします。   5款1項1目一般会計繰入金で249万9,000円の増額を計上いたしております。これは事業に必要な繰入金でございます。   以上、議案第51号について御説明をいたしました。よろしくお願い申し上げます。 ○副議長(村上圭吾)   議案第48号 直方市監査委員の選任につき同意を求めることについて議題といたします。   本案については、地方自治法第117条の規定により、2番 松尾議員の退席を求めます。                 (2番 松尾議員退席)   これより、議案第48号について当局の説明を求めます。 ○市長(向野敏昭)   議案第48号につきましてまして御説明申し上げます。   市議会議員から選任される監査委員といたしまして、太田信幸氏にお願いいたしておりましたが、任期満了となりましたので、地方自治法第196条の規定に基づきまして、その後任として、今回松尾大策氏を選任いたしたいと思いますので、略歴をそえまして議会の同意を求めたいと存じます。よろしく御審議の上、御同意いただきますようお願い申し上げます。 ○副議長(村上圭吾)   これより、議案第48号の質疑を行います。質疑はありませんか。                 (「なし。」と声あり)   質疑なきものと認め、質疑を終結いたします。   お諮りいたします。   議案第48号は、委員会付託を省略したいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし。」と声あり)   御異議なしと認めます。   よって、議案第48号は委員会付託を省略することに決定しました。   これより、議案第48号の討論を行います。討論はありませんか。                 (「なし。」と声あり)   討論なきものと認め、討論を終結します。   これより、議案第48号の採決を行います。   議案第48号 直方市監査委員の選任につき同意を求めることについては、原案どおり同意することに御異議ありませんか。                (「異議なし。」と声あり)   御異議なしと認めます。   よって、議案第48号は原案どおり同意されました。                 (2番 松尾議員入場)
      選挙第4号 直方市・北九州市岡森用水組合議会議員の選挙を行います。   お諮りいたします。   選挙の方法につきましては、地方自治法第118条第2項の規定により、指名推選によりたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし。」と声あり)   御異議なしと認めます。   よって、選挙の方法は指名推選によることに決定いたしました。   お諮りいたします。   指名の方法については、議長において指名することにしたいと思います。これに御異議ありませんか。                (「異議なし。」と声あり)   御異議なしと認めます。   よって、議長において指名することに決定しました。   直方市・北九州市岡森用水組合議会議員に直方市大字下境2057番地、行實重男さん、直方市大字中泉1120番地、堀勝彦さん、直方市大字下境1926番地の6、安永士朗さん、直方市大字頓野3064番地の3、河原厚さん、直方市大字下境3254番地、吉田壽さん、直方市大字感田1223番地、須藤賢一さん、直方市大字下境3609番地、五郡勝さん、直方市大字下境2122番地、今定正さんの以上8名を指名いたします。   ただいま、議長において指名しました8名を直方市・北九州市岡森用水組合議会議員の当選人と定めることに御異議ありませんか。                (「異議なし。」と声あり)   御異議なしと認めます。   よって、ただいま指名いたしました8名が直方市・北九州市岡森用水組合議会議員に当選されました。   以上をもって本日の日程は全部終了いたしました。   28日、29日は休日のための休会、30日は議案考査のための休会、1日午前10時より会議を再開することとし、本日は散会いたします。                                  11時21分 散 会...